自由なアート表現が想像以上に心地よく
ワクワクが止まらない企画開発チームの吉井です。
人と話す機会が増えると知らないことを知る機会が確実に増える。
自分で実際に出会って、聞いてわかる本当のこと。
私はそれを【日々種まき】と呼んでいる。
自分の中に種をまいている感覚だから。
私は田舎の営業マンを20年以上やっています。
たまたま入社のタイミングで営業職に就くことになったのですが、
人と話すこと、出会うことが好きな私にとっては
人と人との繋がりが強い田舎の営業マンという仕事は結果として良かったのだと思っています。
そうは言っても、
これまで地方の中でも特に田舎の山陰で仕事をしていることを不利だと感じたこともたくさんありました。
都会で行われる魅力的なイベントや研修にかかる経費(交通費・宿泊費)や時間をネックに感じていたり、
子どもが小さい頃は特に東西に長い山陰エリアならではの移動時間を無駄に感じたり、
どこで知り合い(お客様)に会うかわからないからランチや飲み会でも気を抜けなかったり…(笑)
数年前のこと。
プライベートで居酒屋へ行ったときに、友人グループで飲食を楽しんでいた中の一人が入店してきた私をみて一瞬気まずい顔をして「あ!こんばんは。えっとこれは無礼講ということで!!」と。
我が家がお世話になっている介護職員の方だったのですが「私と同じようなことを感じておられるのだな」と思った出来事でした。私からしたら何ら気にもならないばかりか楽しんでいる姿は単純にうれしいなと思ったのでそれから私も極端に気を遣うことはなくなりました。
さて先日。
クライアント先へ向かう途中「予定よりかなり早く着きそうだな」と思い、
久しぶりに高速道路をやめて下道で向かうことにしました。
そんな些細なことでしたが、その日から見えるモノ、自分が捉えるモノが変わったように感じました。
天気がとても良かったことも相まって目に飛び込んでくる景色がテンションを上げてくれて
仕事中の移動すら楽しめる「田舎の営業マン」ってやっぱり楽しい!って改めて思ったのでした。
忘れかけていた「足るを知る者は富む」の精神で(笑)
目の前の当たり前にちょっと意識を向けてみると、ここにいることの喜びで溢れているのです。
コロナ禍で世の中がオンラインにシフトしたことで
距離が気にならなくなった上に
好きな海を眺めながら仕事ができたり
時間に余裕があるときは
クライアント先への移動時間で
自然をおもいっきり楽しんだり
打合せで利用した飲食店で
帰り際に「これ持って帰って!」と
目の前の畑でとれた胡瓜を持たせてくれたり
※魚介類をいただくこともあるんです
早朝からの取材でぐったりでも
帰り道に出合った景色が美しくて
得した気分になったり
営業先や取材先そのものに癒されることも多いですね
おまけ…
6月のある日。
海ではしゃぐ息子(高校生)と友人たち
部活が休み=海へ行こう
田舎ならではの発想かもね
ここ最近、目まぐるしい日々を過ごしていたことで
「人」と「自然」との繋がりが強い田舎の魅力がクローズアップされたのかもしれませんが
日常に癒しが溢れていることを改めて気付けたこのひと月でした。