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情報不足の恐ろしさ。トラブルを防ぎたければ情報量を増やせ!

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約5分
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ワイルド
「週末をどうすごしたら良いですか?」と聞かれた時は
「何もしない時間をつくること」と答えています。
この時間が最高なんです。

「おじさん!スマホいじってないで前向いて歩いてよ!」と駅でぶつかり舌打ちした相手が、なんと就活先の会社の面接官だったという経験はありませんか?
あぁ、終わったなぁ~「チーン!」という音が聞こえてきそうな状況ですが。
もしその時、このおじさんがこれから訪問する会社の面接担当の方だと予め知っていたらどうでしょうか?

まず情報の絶対的な量が大切

そうなんです。おわかりのようにこのようなトラブルの主な要因は情報不足にあるということです。かの有名な孫子の「兵法」にも有名な一節がありますよね。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
当時から情報の大切さは語られていたのです。

また、聖書によると、ヨシュア記の有名な「エリコの戦い」でヨシュア軍はエリコに2人のスパイを事前に送り込んで情報収集したということが記されています。3000年以上前から、スパイ活動は始まっていて、これが後のモサドの原型だと言われています。
エリコは個人的にも思い出深い街なのですが。その話はまた今度。※世界最古の街の跡があるステキな街です。食事も美味しい!僕が離れた後、とある国の爆撃を受け、街が大破したという悲しい歴史もあります。

少々脱線しましたが、駅のシーンでは、このおじさんが何者であるかという情報の不足が大きな要因の一つでした。そもそも、面接官は予め就活生のことをよく知っているのに、就活生は面接官とは当日が初対面だという情報格差がある現状にも課題がありそうですが。
このように、事前に十分な情報さえあれば、起きずに済むトラブルというのは人間関係では意外と多いモノです。

この話はどうでしょう?
16時、日曜日の歩道。60代くらいの男性が大きな声で怒鳴ってる「もっと端っこ歩け!危ないだろ!」その先には白い杖をついた女の子。怒鳴り声にビクビクしている。目が見えない人にそんな事言うなんて…。周りは見て見ぬふり。思わず止めに入ろうとしたその時。後ろから女性がものすごい勢いで...
ツカツカと走りよる女性が言った事に驚愕。「すいません!この人認知症で。耳も遠くて大声出してしまうんです」それを聞いて白杖の女の子は二コっと「お互い様ですから」と神対応。見た目でわかるコトへの気遣いはできても視覚でわからない人への配慮は難しい。決めつけずに柔軟な考えが必要なんだと思う。

情報量が十分だと良いコトだらけ

この状況からもわかるように、僕らは情報が十分にそろっていると、どういう行動をとったらいいのかということを比較的柔軟に自分で判断することができます。一方で、情報が不足している状況では思い込みや偏見をなくすことは実に難しいです。あっちにもこっちにも忖度しないと生きられないという窮屈な思いをすることとなることでしょう。

情報が十分そろっていると決断して行動した後で後悔する確率も下がります。だから、行動する前の不安が弱まるため行動をおこしやすくなります。逆に、情報が少ないと不安でなかなか行動できないということはありますよね。忖度には正解がないので、せっかく忖度したのに対応が合っているのかどうか不安になるわけです。気を遣って、忖度して、その後また心配してって、一体なんだかわかりませんよね。

例えば上司からこのような明確な指示があったらどうですか。
「東ティモールに大口の取引案件があるから、来週出張へ行ってくれ!」さて、どう思いますか?
「え?東ティモール?どこ?ティモールの東?ティモールってどこ?安全なの?飛行機で行けるの?ホテルあるの?日本語通じる?感染症は?日本大使館あるの?英語通じるの?」等々。家族に相談したら不安がられることでしょう。そもそも判断しようがなくないですか?
※東ティモールはインドネシアのティモール島の一部を国土とする国で、アジア諸国から直行便があります。ホテルもあるし、食事も美味しいですよ!

人は不安になると、生存本能の延長で、つい防御本能が働き、知らず知らずのうちに周りに攻撃的になるという例はよくある話だと思います。情報が不足していると不安を招き、その結果として人間関係がギクシャクし始めるのです。情報不足は思い込みや先入観、嫉妬や驚異を覚えたりと人間関係が悪化する要因を次々と生み出すこととなります。

情報発信とは言うものの

以上のような背景から、企業側は市場に対して情報量を増やそうと様々な”情報発信”を試みています。スマホ時代になって、この動きは一気に加速していますね。今読んでいただいているブログやSNS、Youtube等の動画、メルマガ等での情報発信が今では大流行です。古くはマスメディア、看板、ダイレクトメール等もそのひとつです。

このように、自社のファンを作りたい。求職者の応募数を増やしたい。公式サイトの閲覧数を伸ばしたい。問い合わせ件数を増やしたい等の様々な課題を解決する一つの方法が、情報量を増やすことであるのは間違いなさそうです。

では、どういう情報を発信したらいいのか?
何のツールが一番効果的なのか?
頻度はどれくらいで、どれくらいリソースを割くべきなのか?
というような、次の段階で次々と論点が見つかるのはすばらしいことだと思います。

この先の具体的なお話は、また別の機会にしたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました!

この記事を書いた人

中島 伸喜
ポスティングと日刊Webラズダのゼロイチ担当です。
マーケティング好きで1994年からやっています。 
中東で外交3年、東京で商社5年。17年前に島根へIターン。20代で2カ国で起業、メジャーリーグへ挑戦。錆びついた英語と片言のヘブライ語。
新卒で佐川急便のセールスドライバー。  
なぜか、武器商人、諜報エージェントと誤解されます。
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