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日刊webラズダ分析レポート:2021年6月「考えよう、ウェブサイトの特徴」

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約6分

島根・鳥取のローカルwebマガジンの成長記録(2歳1ヶ月目)

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編集部 石原
暑い、暑い、なんて言ってたらすっかり月末になっていました。今さら感がスゴイですが、6月を振り返ります。

みなさん、こんにちは。島根・鳥取の“地元の魅力再発見”メディア「日刊webラズダ」を担当している石原です。今回もGoogleアナリティクス・Googleサーチコンソールの結果をもとに、6月の振り返りと考察をしていきます。(今さらだけど……)

先月の分析・振り返りレポートはこちらから↓↓

ユーザー数20万台キープ。大きな変動はなし

2021年6月「日刊webラズダ」月間数値概要

6月も月間20万ユーザーをキープ。みなさん、日ごろからのご愛読ありがとうございます!取材先のみなさんも含め、関係各所の方々もご協力ありがとうございます!

過去最高値を記録した2021年5月に比べ、ユーザー数・PV数ともに減少したものの、1訪問あたりのPV数(ページ/セッション)、平均セッション時間、直帰率など、サイト内のユーザーの動きに大きな変動はありませんでした。

好材料は若干ではあるものの、新規ユーザーと何度もサイト訪問があるリピーターの比率で、リピーターの割合が向上した点。以前、お伝えした通り、日刊webラズダの目標値は「月間20万ユーザー、月間100万PV」です。つまり、ひとりが何度も訪問するサイトを作る必要があります。

そこで素朴な疑問なんですが、「何度も利用したくなるサイト」ってどんなサイトなんでしょうか?

  • 新しいお店がいっぱいのってる?
  • おいしいお店、お出かけスポットがいっぱいのってる?
  • 生活の小ネタ(ゴミ出し日、占い、天気予報とか)がのってる?

また一方で、「情報量」が重要なのか?それとも「質」なのか?
いやいやそれよりも、何を取り上げるかの「視点」が大切だよ!なんて意見もありそうですよね。

最近ではSNS⇔ウェブサイトの移動もストレスなく、見られるようになってきました。そうなると、ユーザーはSNSとウェブサイトを区別して見ているのか?という疑問が私の中で出てきます。

SNSもウェブサイトもスマホで見られるわけですから、単純に「スマホで見られるもの」の位置づけになるかも。ということは、ウェブサイトもSNSを運営するつもりで、運営すべきなんでしょうか。

誕生から2年1ヶ月が経過した「日刊webラズダ」。改めて「ウェブサイトって何?」、「SNSにはあって、ウェブサイトにはないものって何?」みたいな話も考えていかないといけないのかもしれません。

ネット検索からの流入が安定。やはり伸びしろは「ダイレクト」

2021年6月「日刊webラズダ」月間の流入概要

続いて、日刊webラズダのユーザーがどこからきているのかを振り返ります。

【項目の説明】
●Organic Search(オーガニック検索)…GoogleやYahoo!などのネット検索からきた人の数字
●Direct(ダイレクト)…ブックマーク、メール内リンクなど、日刊webラズダのURLに直接きた人の数字
●Referral(リファラル)…他のメディア・サイトからやってきた人の数字
●Social(ソーシャル)…SNS経由できた人の数字

5月の月間30万ユーザーから約7万ユーザーの減少となった6月。ですが、ひも解いてみると、ネット検索からの流入は5月とほぼ同じ。どこが減っているかというと、リファラル(主にスマートニュース)、ダイレクトです。

リファラルからの流入は、そのサイト・アプリのユーザー属性に左右されます。日刊webラズダの記事と、流入元のサイト・アプリのユーザー属性がマッチングした時は非常に高いトラフィックを獲得できます。しかし、それを求めるあまり、日刊webラズダのユーザーをないがしろにして、外的要因とも考えられる外部アプリ・サイトに注力するのは危険だと考えています。

そうなってくると、やはり大切になってくるのは「ダイレクト」。このダイレクトには、純粋なブックマークからの流入のほかに、Googleディスカバー(俗に言うGoogle砲)も含まれているので厳密ではありませんが、ここを伸ばしていくことが、今後の日刊webラズダの成長のカギと言えそうです。

繰り返しになりますが、「毎日見てもらえる」サイト・コンテンツを提供することこそ重要なのだと思います。

1万PV超えは3本のみ。総PVの約8%

2021年6月「日刊webラズダ」月間の人気記事概要

先月のブログでも同様のことを書きましたが、6月の記事を振り返ると、1万PV超え記事は3本のみ(ちなみに最高値を記録した5月は8本)。総PVは約51万PVあるわけですから、PVが良かった上位3本が占める割合は約8%。

ではほかの記事は「悪かった」ということなんでしょうか。

「PV数が多いor少ない」という物差しであれば、上位以外の記事は少ないです。では、「ユーザーの心に刺さったor刺さらなかった」ならどうでしょうか?

「そんなの人それぞれじゃん!」

(みなさんの心の声を代弁してみました。)

まさにその通りで、心に刺さるか、刺さらないかは人それぞれです。当たり前ですよね。物差しを変えるだけで、記事の見え方はググっと変わってきます。数字も大切ですが、ユーザーがクリックするに至ったストーリーや背景に着目すると、またおもしろい結果が見えてきそうです。

↓人気記事の中身はこちらから見られます↓

多様化なのか?それとも…

「多様化するニーズに~」とはよく聞きますが、6月の結果を振り返ってみると、ニーズ云々の前に、そもそも前提の常識を疑うことから始めていく必要があるのだと痛感しました。

前述した「ウェブサイトとSNSの関係」もそうですが、「ウェブサイトだからこうあるべき」みたいなのって、今の時代、不要なのかもしれないですね。むしろ「スマホで見るものなのだから」と。

そうなると「競合」を考える時、ウェブサイトだから似ているサイトを競合に設定するというのも、微妙ですよね。

考えることはつきないですが、ひとつ言えるのはまだまだ伸びしろがあるということ。やってみたいコンテンツ、修正したいデザインなどなど、まだまだ盛りだくさんでございます。

そんな発展途上のウェブサイトですが、暇つぶしがてら10分、いや、3分だけでも良かったらどうぞ!

この記事を書いた人

株式会社メリットコミュニケーション企画部石原 一樹(いしやん)
鳥取・島根の地元タウン情報誌「ラズダ」編集部に所属。
業界最大手の旅行情報誌の編集業務がメインだった大阪の編集プロダクション(MAX年間2000ページぐらい請けてたらしい…)に約8年勤務後、島根にUターン、(株)メリットへ。

編プロ時代は、東は静岡、西は山口までを行ったり来たり。“仕事は楽しんだもん勝ち”がモットー。口癖は「準備が万事」。

現在は島根・鳥取のローカル情報を毎日発信するウェブマガジン「日刊webラズダ」の運営を中心に、デジタル施策のお手伝いもしています。

2児の父で希少種のシングルファザーです!凹んだこともあったけど、今は元気です!
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