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【社内外版】日刊webラズダ取説:記事作成時に気を付けてること

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ラズダ編集部 石原
夏だってのに、この吹き出しの写真のアップデートをおろそかにしています。ごめんなさい。

みなさん、こんにちは。山陰地方のローカルウェブマガジン「日刊webラズダ」担当の石原です。このブログでは主に、シングルファザーとしての日常と、自身の業務の振り返りブログの陰と陽を織り交ぜて発信してます。

と思ってたら、改めて振り返ってみると、陰のプライベートが多めになってきたので、ここは真面目に業務のことを書こうと一考。ついては今回、タイトルに挙げた「日刊webラズダの作り方」的な内容をまとめたいと思います。

はじめに

今回のブログでは、日刊webラズダの運営で感じた実体験をもとにして、記事作成時の注意点、考えるべき点などをまとめていきます。ですので、一概にすべて当てはまることはありません。とはいえ、何か発信する媒体(HP、SNSなど)をお持ちであれば、私たちが培ってきたモノゴトは何かしらお役に立てるのでは?とも思っています。みなさんの日ごろの業務の糧になれば幸いです。

また、今回タイトルに【社内外】とつけたのは、今後、日刊webラズダに携わっていただく方はもとより、すでに知っている方にも、“日刊webラズダって意外と考えてんだな~”と思ってもらえたらうれしいな!と。

ネタ選びの厳密な基準は特にない。けど、ワクワクは重要

どういったネタを、実際に記事にするのか。正直言って、明確な基準はありません。基準はないと言っても、取材の依頼等があった場合、それが日刊webラズダに適しているかどうかは編集部内で相談します。では、その論点はどこにあるのか。

例えばコロナ禍1~2年目の時には「コロナの陽性者数を記事にするか」というものがありました。結論から言えば記事にしていません。答えはシンプルで「むやみに不安をあおる必要はない」からです。当時、陽性者数は全国的にトップニュースになる話題。記事にすればPV数も増えたでしょう。でも、私たちはそれをしませんでした。

「日刊webラズダ」立ち上げ資料には、媒体が目指すべきゴールとして以下の4つが掲げられています。(かいつまんでまとめました)

  • 地元アイデンティティを強化
  • 定住・UIターン促進への貢献
  • 人手不足対策への取り組み
  • 苦しい時こそ元気の源となるICTへ

今回のコロナ陽性者数の話で言えば、”元気の源たりえるか”、“地元アイデンティティ強化”の視点でNGでした。当時は今ほどウイルスが解明されていなくて、毎日新しい報告が飛び交うような状況。そんな中で、数字ばかりを取り上げれば、不安が先行してしまう。そうすれば、私たちラズダは読者のみなさんの元気の源→不安の種になりますし、きっと地元アイデンティティは強化されませんので。

上述したゴール、小難しく感じるかもしれませんが、究極は「地元(山陰)を好きになって欲しい」ってのが大きな目標。そのために何が必要か、どんな情報、どんな写真・テキストが必要かを考えています。

さらに言っちゃえば、道は違えども上述のゴールを目指しているネタ・コンテンツは、有料だろうが無料だろうがぜひ紹介させて欲しいと常々思ってます!

読者さんの心をザワザワさせたい。

SEOは重要だけど、それ以上にコンテンツの質、幅

「SEO」、ブログやメディア運営をしている方なら、一度は聞いたことがある言葉じゃないでしょうか。SEOとは「検索エンジン最適化」の意味で、要は検索エンジン(GoogleやYahoo!など)に、上位表示され、サイトへの流入を増やすための考え方。SEOを強化・注力すると、一般的には流入数が増えるので数字面、特にPV数やセッション数など、“見えやすい指標”にいい影響を与えます。

私もこのSEOを学び始めた当時、モノゴトはすべて理論立てて設計できると勘違いし、SEO中心の運営になっていました。結果として数字は伸びたものの、それはあくまで「今までSEOなんてやってなかったメディアが、SEO対策で数字の余白を埋めた」ことにしかなりません。余白を埋めるのではなく、余白を伸ばす(成長できる伸びしろを増やす)ためには、SEOだけでは不完全。もちろん、SEOの考え方自体は大切ですが、そればかりに固執していてはメディア運営は務まりません。(HP運営の目的が「見られること」なら、PV数が上がればOKなんですが・・・。たいていは認知度アップだったり、売り上げアップだったりしますもんね。)

現在はSEOにも気を配りつつ、それ以上にコンテンツの質、多様性に注力。毎日2~3本の記事を発信しているメディアのため、日ごろ“何を”発信しているメディアなのかを認知されることがポイントに。

あくまで私たち、日刊webラズダが目指すべきゴールは、前述した4つ。それに向かって走るまで。

日々、成長中!

文章力アップの秘訣はとにかく作ること

時々、「どうやったら文章作るのが上手くなるか?」といった趣旨の相談を受けます。文章力に自信があるわけではありませんが、私個人からの答えとしては「とにかくたくさん作ること」。本を読むことも大切ですが、自分の作った原稿を人に見てもらい評価を受けることも重要です。

ちなみにですが、私が日刊webラズダをはじめ、普段の文章作成で気を付けているのは以下の4つだけ。

  • 「~という」を連発しない。
  • 「~することができます」は「~できる」に変換。※無駄な言葉は削除一択
  • 「ら」抜き言葉は使わない。※「い」抜きはあえて使うこともある
  • 「体言止め」は適宜使う。※適度に入れた方が文章にリズムが出る

普段のビジネスチャットやメール等でも、トレーニングを兼ねて実践するようにしています。

さらに言えば、こういった文章力、さらに「誰に」「何を」「どうやって」伝えるかを効率よくトレーニングする方法があります。それは「SNS」。

「SNS」であれば、リアクション(いいね、シェア、リツイートなど)が目に見えて分かりますし、みなさんの伝えたいことが伝わったかなどを、分かりやすく数字で見られますよ。このあたりのSNSの重要性については、日刊webラズダ立ち上げ人のナカジマサンのブログにありますので、良かったらどうぞ。

この記事を書いた人

株式会社メリットコミュニケーション企画部石原 一樹(いしやん)
鳥取・島根の地元タウン情報誌「ラズダ」編集部に所属。
業界最大手の旅行情報誌の編集業務がメインだった大阪の編集プロダクション(MAX年間2000ページぐらい請けてたらしい…)に約8年勤務後、島根にUターン、(株)メリットへ。

編プロ時代は、東は静岡、西は山口までを行ったり来たり。“仕事は楽しんだもん勝ち”がモットー。口癖は「準備が万事」。

現在は島根・鳥取のローカル情報を毎日発信するウェブマガジン「日刊webラズダ」の運営を中心に、デジタル施策のお手伝いもしています。

2児の父で希少種のシングルファザーです!凹んだこともあったけど、今は元気です!
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