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「しないこと、得ないこと」を選ぶと見つかる本当に「すること」

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身近で些細と思われる選択でも意味がある

3月になり卒業や進学、就職など新たな生活へのスタート準備の季節となりました。我が家でも、子どもが小学校を卒業し中学校へ進学します。新しく始まる環境に本人も期待半分、不安半分といった様子が見受けられます。「部活は何に入ろうかな…」「小学校の友達と、どれくらい同じクラスになれるかな…」「通学カバン、通学用のシューズはどれがいいかな…」等、小さな事かもしれませんが、子どもにとっては、新しい環境に入っていくうえで「大切なこと」として捉えているので、大事な選択なのだと思います。そんな子どもを見てふと思ったのが、「選ぶ」とは「すること、得ること」を意思決定する場合と「しないこと、得ないこと」を意思決定して、結果として「すること、得ること」を決めている場合があるということです。一見「しないこと、得ないこと」を決めるって、ネガティブな響きがある気もするのですが、実はより「すること、やるべきこと、得たいこと」を明確化できる可能性が高いなと考えたりします。

「しないこと、得ないこと」を決めるとスッキリする

私が懇意にさせて頂いている、ある企業では、この思考が徹底されています。自社の考え方や姿勢を社内で共有し、「しないこと、得ないこと」を全員で認識の統一をしています。そうすると「すること、得ること」に向かって、自社の経営資源を一点に集中できるので、迷いやブレが生じません(さらに、しないと決めたことに気を配ったり、考えたり、取り組んだりすることがないので、結果的に業務が効率化します)。その会社は少数精鋭のメンバーで、個々の能力を活かせるところに配置し、ニッチな領域で他の追随をゆるさない状況ができ、四十年以上にわたり黒字を生み出し、ここ二十年は増益を続けています。一見すると、多角化とは正反対の志向かもしれませんが、結果自社のサービス提供領域内では顧客や社会のために様々な手法やサービスで価値提供できる仕組みができています。そこで、その企業の社長さんに日々の中で、具体的にはどんな行動や取り組みをしているのかをお聞きしたとことがあります。メモを探して見直してみました。

①気付いたらとりまとめる                                  自分自身や社員が「やらない方が良い」と思ったことを、思いついた時にメモしてリスト化し、共有する。それを見て意見交換や議論をし、「やめとこう」を決定する。「やめとこう」で出来た時間やお金、人の経営資源を「すること、得ること」に集中する決定をする。

②自社の顧客(ユーザー)なのか常に考える                          どんな要望やニーズにもこたえようと思うと、自社本来の提供価値を求めていない顧客とマッチングされ、結果「やらないこと、しなくてもよいこと」を実施する必要性が生じ、自社、顧客の双方に不幸なこととなる。その視点から顧客の事を考えてみる。

③自社の能力や意欲は、取り組もうとしている市場で発揮できるか                いくら良さそう、収益があがりそうな市場(サービスや事業)でも自社の能力や意欲が発揮できなさそうなら「しないこと、得ないこと」を決定する。結果的に自社、顧客、社会に迷惑をかけることにならないように。

④「しないこと、得ないこと」を求める人も大切にする                      そうは言っても、「うちではやりません!」というだけではダメなので、自社では「やらない=提供しない価値」を求める顧客には信頼できる別な取引先をキチンと紹介する。それによって相互の顧客創出や顧客とのより深い信頼関係も生まれる。

大きくまとめると以上の4点だったと思います。一見「そりゃそうだろ」と思うでしょうが、実行するかどうかが最終的には差を生むと思います。自社の経営資源をどこに投資するのか、個人に置き換えれば自分のお金や時間や意識をどこに向けるのかを決める「集中と選択」、まずは自分の「やらないこと」をまとめて共有し、周囲とのコミュニケーションをとってみるのも良いのかもしれませんね。

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