企画開発チーム吉井です
人と話す機会が増えると知らないことを知る機会が確実に増える。
自分で実際に出会って、聞いてわかる本当のこと。
私はそれを【日々種まき】と呼んでいる。
自分の中に種をまいている感覚だから。
よくあること。
同じようなタイミングで出会う人、話をする人に共通のテーマが見える。
最近は大きく括ると「ストレス」。
一人は、とある企業の経営者。
身体に症状が出るまで気付かなかったんだよね。まさか自分がって…。
次は、とある企業の新入社員研修にお邪魔したときに出会った新入社員。
いつもまわりの人と見ている角度が違うみたいで苦しいんです…
その翌日は心療内科・精神科のドクター取材。
なんというタイミングなのだと思わず前のめりの取材となった(いつもでしょ、と聞こえてきそうだが)
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「ストレス」について考えてみろと言われているようだった。
私は今ストレスを感じているのか??
そもそもストレスとは何なのか??
ストレスは悪なのか??
厚労省のサイトにはこう書いてある
《ストレスの原因》
そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。
外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、
不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。
つまり、日常の中で起こる様々な変化が、ストレスの原因になるのです。
たとえば、進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事でも、変化であり刺激ですから、実はストレスの原因になります。
《自分のストレスサインを知る》
ストレスを受けている状態では、眠れない、お腹が痛くなる、怒りっぽくなるなど、
何かしらストレスサインが出ているものです。
こうしたサインが出ているからといって、こころの病気というわけではありませんが、
気付かないままストレスを受け続けると、さらに調子をくずしてしまうことがあります。
まずは自分のストレスサインを知っておくことが大切です。
そして、そのサインが出ていないかどうか、ときどき自分の状態を観察するようにしましょう。
自分のストレスに気づけるようになると、休息を取る、気分転換をするなどのセルフケアが早めにとれるようになります。
さて、私自身はどうか。
多少のストレスは必要だと思っているので時々自分に負荷をかけるようにしているが、
私自身は「人に会いたくない」と思うときがそのサインなのかもしれない。
でもだからと言ってそれが「よくない」とも思わない。
今の自分はそうなのだ、というだけで、今の自分の感情をそのまま受け入れて認めるだけ。
そんな時の休日はだいたい引きこもって自分の気の向くことに時間を費やしている。
例えば、ひたすら色遊びやジグソーパズル、サックス吹いたり、草取りしたり、雑巾縫ったり…
目の前のことにただただ集中する時間が好きなんだけど、こういう時間が当たり前に作れているのは、子どもが大きくなったからでもあるが、家族の理解がかなり大きいということに気付いた。
気付かせてくれたのもやっぱり人との出会い。
婦人科・心療内科のドクターの取材にて。
女性特有の月経困難症について「我慢しないで気軽に相談に来てほしい」と話す先生に
『自分でコントロールできないイライラとか眠気、私もあります』と話したら
「でもあなた、家族とかまわりの人にそれ言えちゃうでしょ(笑)」って。
『あ、確かに!家族は理解してるので私を放置してくれます』
「そういうこと。例えば、どうしようもない眠気に襲われた時に眠れる環境が作れるのなら大丈夫!まわりの理解が得られないとか、仕事を休むことができないなど支障をきたすようなら相談に来て。」
そう思ったら、会社でもチームメンバーに助けられてる。
なんだかんだみんな笑って話を聞いてくれる。
ありがたい!!
もともと症状が現れるまで溜めてしまうタイプで「ストレス発散」を意識していたこともあったけど
最近は自分の感情に向き合うこと、認めること、そしてアウトプットすることでものすごく楽に過ごせていることに気付いた。
昨夜も夕飯食べたら一人絵を描いていた。突然描きだす私を家族は気に留めることもなく当たり前のような空気が流れている。関心がないわけではないようで完成したものを見ていつも「母ちゃん、今日は何をイメージして描いたの?」「この角度いいね」なんて声をかけてくれる。今回はテーマはなし。偶然できた形に好きな色を重ねていった。向きも決めてない。
今回の種も私自身を見つめる時間となった。
人と出会うこと・話すことと同じくらい引きこもりが好きだってことだ。