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自然と遊ぶ準備が整いました!自然観察指導員になった話

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チーム自然と遊ぶ
こんにちは。
チーム自然と遊ぶです。
前回アップしてから更新せずすいません!
色々遊ぶことが忙しくて…。

皆さん自然と遊んでますか?
自分はキャンプ、ツーリング、自然観察、ゴルフと遊んでます!
もう遊びたおしてます!!
そんな多忙の中、第586回 NACS-J 自然観察指導員講習会に参加してきました!
今回は「自然観察指導員」になるまでをご紹介したいと思います。

大山とバイク

NACS-J〈日本自然保護協会〉について

日本自然保護協会ってご存じですか?
1951年に自然環境の保護を目的として創立されたそうです。
The Nature Conservation Society of Japan の略称でNACS-Jです。
日本には、
日本野鳥の会
世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
日本自然保護協会(NACS-J)
上記が3団体として有名だそうです。

では、このNACS-Jに加盟したら「自然保護の旗印のもと色々な活動をします!」となるのか。
多分違います。
もちろん団体としては自然破壊につながる公共工事に反対するとか、自治体の施策に意見書を送るとか、
今までの自分だったら「ちょっと厄介な人たち」と思っていた活動も行っていらっしゃいます。
でも、今回講習会に参加された方とお話ししてみると自然が好きでとか、山の中に住んでいるからとか、
登山仲間に誘われてとか、自分と同じ感じの方が多かったと思います。
自分自身は、「自然の中で遊ぶことが好きで、身の回りにも自然があるし、その自然に関する知識を持ちたいなぁ。」位の感覚で講習会を受けようと思い、実際に受けた講習内容も楽しく、「自然観察指導員として楽しくやっていこう!」って思ってます。

講習内容って?

今回は5月28日、29日の2日間、鳥取県西伯郡大山町で行われました。
全国各地で年間も10回以上開催されているようです。
「第586回 NACS-J 自然観察指導員講習会」では、44名が参加され、
県外からの参加者も多く、大阪や兵庫の方もいらっしゃいました。
学生さんや、公務員の方、既に色々な自然保護活動をされている方、
会社経営者や、自分の様なサラリーマンの方など立場も様々でとても魅力的です。

講師はNACS-Jの本部、鳥取連絡会の方が務めて下さいました。
特に鳥取連絡会の諸先輩方には実習の最中など色々と教えていただきありがとうございました!

野外実習①自然観察の視点

まずは、外に出てみましょう!との事で、場所は大山ですから周りには自然が沢山です!
そして、森を遠くから見てスケッチしました。
久々に絵を書きました。あまり上手くは書けませんでしたが、何となく良かったです。
次に、少し森に近づいてみます。
そこで、「気づいたことを言ってください!」との事。
遠くから見る森と近づいて見る森、印象が違うんです。
例えば、漠然と木が沢山あるって思ったのが、針葉樹、広葉樹がわかったり、
元気な木と元気じゃない木があったり、咲いている花が見えたり。
見方、見え方によって自然って変わるんですよ。
凄く簡単な事のようで、深い事だと感じました。

そして、更に森の中に入り、登山道から少し外れ本当に森の中へ入ります。
耳を澄ますと、川の音、風で葉っぱが擦れる音、鳥の鳴き声、車・バイクの音、人の声など、
色々な音が聞こえてきます。
自然の音だけではなく、人が関わっている音も聞こえます。
自分勝手な解釈かもしれませんが、自然と共存しているんです。

実習に戻ります。

色々な枯れ葉、なんだと思います?
地面の1か所に積み重なっている枯れ葉です。
左が上、右が下の枯れ葉です。
下に行くほど湿っており、一番右には白い糸状菌も見えます。
森の中の地面にも沢山生き物がいます。
22cmの足の下には1mm位の微生物は126万個(匹?)位いるそうです。
バクテリアなど含めるともうそれはすごい数だそうです。
そして、豊かな土壌を作っているんですね。

森を遠くから見て
森を近くから見て
森の中に入って上を見て
森の中で下を見て
見るだけでなく、匂って、聞いて、嗅いで、時には味わって。
五感を使って自然を観察してみてください。

カタツムリの殻とヤスデ

マント群落とソデ群落
森林を形成している部分でマント群落・ソデ群落と呼ばれている部分があります。
「このマント群落のおかげで自然が保たれているんだよ」などかっこよい事が言えるので覚えておきましょう!

まず、森林の深部になると高い木が繁っていると思います。その外側(森林の始まり)には低い木とツル性の植物が繁っており、林の中に入る風や直射日光を防ぎ乾燥を防いでくれます。この部分をマント群落と呼びます。
そして、その更に外側の草が繁っている所をソデ群落と呼びます。
マント群落の部分は「荒地」とか「汚らしい」とか言われて刈られることがあります。ただ、マント群落が失われたために森林が破壊された例もあるそうです。むやみに刈り払わないよう注意しましょう!

講義①「自然の保護」

なぜ自然を保護しなければならないのか

「自然保護」ってどういうイメージですか?
よく見聞きするのは「サンゴ礁」「絶滅危惧種」「原生林」など人間たちの自然破壊により、
生態系が崩れ、減っていくものばかりでは無いですか?
でも、自分たちが生活するうえで水、大気、食料、エネルギーなど自然の恵み無しでは成り立ちませんよね。
そう考えると、話題になる「自然保護」だけでは無くもっと身近な「自然保護」が必要なんです。

保護すべき自然とは何だと思いますか?
自然保護と言っても小さいことから大きいことまで沢山出来るし、出来ないこともありませんか?
文化の境目なのか…。
人の想いなのか…。
これってまとまらないんだそうです…。

ちなみに自然保護には3つのタイプがあるそうです。

  1. P型の自然保護(Preservation=保存、Protection=保護)
  2. C型の自然保護(Conservation=保全)
  3. R型の自然保護(Restration=復元、Rehabilitation/Recovery=回復)

手を付けずに守る、外からの圧力から自然を守るタイプはP型の自然保護。
人が手入れをし、持続可能な管理をしていくタイプはC型の自然保護。
一度失われてしまった自然環境を取り戻していくタイプはR型の自然保護。

現在の主流はC型の自然保護だそうです。
前にも書きました「NACS-J」の“C”はConservationです。保全なんですね。

講義②「自然の観察」

今なぜ自然観察会か

時計やカレンダーが無い時代は自然の中の動きから得ていたって皆さん知ってますよね?
自然を観察し、自然に潜む法則を見つけ出し、生活に役立てていました。
という事は当たり前に「自然観察」をして来たんだと思います。
ただ、今の時代は知識であったり、楽しんだり、恵みを得るための様々な知恵や力が失われてきている。
何故か?
考えると「自然観察」の意味や役割がわかって来るのではないだろうか?
な~んて書いてみましたが、ほとんど受け売りです!!

でも、自分はよく友達や後輩などに「生きていく力が無いわ!」って言います。
それってこういう事なのでは?って思います。
ただ、今の時代を生きていく力が自分にあるかどうかはわかりません!(笑)

要は自然観察会を通して自然を好きになってもらい、自然を守ろうって思ってもらえる社会を作りたいんです。
今、教育現場においても自然観察の時間が結構多く取られています。
うちの娘も幼稚園、小学校で「虫を見つけに行く」「川に生き物見に行く」などしょっちゅうです。
自分が子供の時代はそんな時間は通学中だったり、普段の遊びだったりでした。
教育の中に自然観察が組み込まれているんですね。

そして、教育の中に重要な事があります。
それは、「自然保護」が「自然保“誤”」にならない様にって事です。
「自然を大切にしたい!」って気持ちがあっても“逆”にダメージを与える場合があるんです。
それを防ぐために『自然観察』を行い現状の把握であったり、摂理を考える事で防げるんです。

自分が思うのは一番大切なのは興味を持つことです。
知識が無く、その地域の環境も知らない人でも興味を持ってもらえれば自然保護につながると思います。
それを、
「知識がない人がこんな自然保誤を行っていたのですよ!」
「それはダメですね!!」
と、嘲笑されてたりすると、げんなりします。
興味を削ぐことは絶対にしないよう心がけます!

野外実習②「自然観察の素材」

2日目です。
この日は昼から行われる“卒業検定”的な『ミニ自然観察会』の素材を教わります。
講師の諸先輩から実際に使える自然観察会のアイデアをいただけます。
例えば、雑草を使用しての遊びを教えてもらったり、印刷用の色見本と同じ色の葉っぱを探すとか、
身の回りにあるもので楽しく自然と触れ合う方法を教えてもらえました。

オオバコの葉を使った遊び

また、匂いの違う数種の植物を当てる体験だったり、樹木の樹皮の違いを教えてもらったり。
「そのまま使っても良いよ」なども言ってもらえました。
途中、鳥取県の固有種である『ダイセンクワガタ』という珍しい花も紹介してもらい貴重な経験をしました。

ダイセンクワガタ(鳥取県の固有種)

他には自然観察で気を付けなければいけない植物の事、川や斜面など安全に注意して観察会を行う。
話し方や注目の取り方など大切な事ばかりです。

右の木を覆っているのはツタウルシです

お話を聞いている中、珍しい植物も発見。
ハナイカダです。
葉の上に花が咲き変わった植物です。

ハナイカダ

野外実習③「自然観察会の企画」→④「開催」

さぁ、いよいよ『ミニ自然観察会』を自分1人で企画し、開催します。
講師の皆さんから教えてもらったものを活かし、自分なりのオリジナリティを出す。
難しいです…。
自分は『音』に関してテーマを決めました。
自然と共存している事で聞こえる音、普段の生活では聞こえない音、
普段聞いている音が自然の中だとどう聞こえるか?
など、『音』であれば結構身近な素材だと思います。
そこで…、
◎自然の中で色々な音を聞いてほしい!色々な音に気付いてほしい!
ただ、この音だけ聞いてもらってもあまり面白くないと考え、
◎聞こえた音を擬音で表し文字で書いてもらおう!
と、考えました。

テーマ「自然と共存。森の中では何が聞こえる?」
内容/森の中で目を閉じ耳を澄ましてもらいます。
   色々な音が聞こえてきます。
   何の音ではなく、どんな音が聞こえましたか?
   聞こえた音を擬音にしてスケッチブックに書いてみましょう!

上記が自分が行った自然観察会の内容です。
実際には、「答え方が分からなかった」「自然と私たちとの関わりをもう少しストーリーを持たせて」など
あまり上手くはいきませんでした…。残念。

自然観察指導員になって

2日間の講習会を終え、自然観察指導員になりました。
ただ、日々勉強です。
でも、犬の散歩がとても楽しくなりました。
業務で夏は海で過ごしますが、とても楽しみです!
そして、島根県連絡会にも入会したいです。
やれる事も沢山出来てくともっと楽しいでしょうね。
全てはこれからだと思います。
引き続きよろしくお願い致します!!

この記事を書いた人

チーム「自然と遊ぶ」
豊かな自然に囲まれた山陰で暮らしていると自然と“自然と共創”している事に気づきます。
自然にまつわる日常や自然の中での遊び、自然を利用させてもらっているお仕事など。
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